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横転バスの救助

この後アレキパからリマまでまた長距離バスで移動。
船や列車で色々あったためか、生まれて初めての車酔いになった。
脂汗を流しながら吐き気とたたかっていた。パンアメリカンハイウェイは砂漠の中の一本道で、
まわりは見渡す限りの砂漠なので、最悪の場合窓から吐けばいい。と思ったら窓が壊れていて開かない。ナスカ平原あたり。
我慢してたけど、もう砂漠で死んでもいいから降ろしてもらおうと、運転席の方に向かった瞬間、バーンという音とともにバスが急停車。ラッキー、私にとってはこれ以上ないタイミング。砂漠に一人降りることは危険すぎる。でも、パンクによって全員降りて来たから、安心だ。念ずれば叶う。大ピンチの後に小さく救われることが多い。この時ばかりは、自分には変なパワーがあるのではと真剣に思った。そんなわけはないが、あまりにもタイミングがはまりすぎで。
結局修理が終るまで、砂漠で数時間足止めになったが、一人で降りることと比べたらゼンゼンOK!
他の人たちも文句を言うこともなく、砂漠の起伏の向こう側で用を足したりしていた。こういう時の忍耐強さはすごい。
もしパンクしてなくて一人で下車していたらどうなっていただろう。ビニール袋大事。いつでも吐けるように。

パンアメリカンハイウエイの夜行バスにはは毎週末ほど乗っていたので、バス会社の特徴もよくわかる。とにかく速い会社、豪華だけどちょっと遅い会社、安い会社など。バス会社によって所要時間がえらく違うのも不安だ。スピードをとるか安全をとるか。

夜行バスで走っていると、ひやっとすることがよくある。
ハイウエイとは言え、細い一本道が、真っ暗な砂漠の中をひたすらまっすぐに走っているだけである。
鋪装道路の両わきはガードレールもなくそのまま段差があって砂漠の地面。
運転手はそこを恐ろしいスピードで走る。休憩もあまりとらない。

たまに 途中のドライブインで食事休憩をとることもある。
日本の夜行バスのように「⚪︎分間休憩です。⚪︎分にはバスに戻ってください。」というお知らせは一切なく、突然停止して、運転手がレストランで食事を始める。私たちもそそくさと食事を摂ったりお手洗いに行ったりする。怖いのは出発もいきなりバスが動き出すということである。常に運転手の動きを注視していなければならない。彼らが乗り込んだらすぐに勝手に出発するので、それまでに乗り込まないと置いていかれる

一度、横転したばかりのバスに出会った。私のバスは救助のために停車。乗客みんなで横転したバスのフロントガラスの割れたところから車内に入って、けがをした乗客をバス外に運ぶ。
子供がお母さんを探して泣き叫んでいたので、いっしょにさがす。
別のバスを止めて、街まで、けがをした乗客をはこんでもらう。救急車とか警察に連絡している気配はなし。救急車はあまりないし、民間で有料。呼んだとしてもここまでは数時間かかる
公共サービスはないに等しいので、自分たちでなんとかするところがすごい。
以前道で事故にあった人の腹部に大きな石をのせて止血??しているのを見た

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